2024年5月に右側の椎骨動脈解離から脳梗塞発症、ワレンベルグ症候群になり6か月が経ちました。
10月には未破裂動脈瘤の手術をして経過観察中です。
この記事では脳梗塞の後遺症を中心に発症後6か月目の体調を記録します。
急性期、回復期の振り返りと維持期(生活期)にむけての気持ち
脳梗塞のリハビリは3つの期間に分けられます。
- 急性期‥‥発症から約1カ月
- 回復期‥‥発症後1~6か月
- 維持期(生活期)‥‥発症後6か月以降
急性期と回復期の振り返り
急性期
入院3日目からベットでリハビリを開始。
全く動かなかった喉の筋肉が2週間でほんのちょっとだけ動かせるようになったのは、発症後すぐにリハビリを開始したからだと思います。
寝たきりでバキバキに固まっていた体をPTさんが丁寧にマッサージすると、とてつもなく楽になったのが衝撃で今でも忘れられないです。
急性期病院でのリハビリは脳卒中の再発や重症化と隣り合わせ。
体に負担をかけない範囲で、最大限のメニューを用意してくれていたんだなと感じます。
回復期
リハビリ病院ですごした約40日間。
発症後1カ月を過ぎて回復期に入dると嚥下力がどんどん戻ってきました。
鼻管がとれて、口からものが食べられるようになったのが嬉しかったです。
バランス感覚がおかしくて歩くのもふらふらしていたのに、退院の時はジョギングやケンケンもできるようになりました。
リハビリの効果が一番感じられた期間です。
維持期(生活期)のスタート
これからは維持期(生活期)に入ります。
急性期と回復期で適切なリハビリを受けた効果もあり、一番困っていた嚥下障害はほぼ完治しました。
しかし以前に比べるとパンや弾力があるイカやタコなどは飲み込みづらさを感じます。
食べる事=嚥下のリハビリ。
引き続きよく噛んでから喉を使って飲み込むように意識していこうと思っています。
その他顔周辺の地味に残っている後遺症については、残念ながら効果的なリハビリがなさそうです。
でも脳卒中の先輩たちのブログを読ませていただくなかで、維持期でも後遺症が回復したという内容はたくさん書かれていまいました。
なので、私はあきらめない。
これからも、よくなると信じて生きていきますよ!
脳梗塞(ワレンベルグ症候群)を発症してから6か月目の体調
残っているワレンベルク症候群の症状(6か月目)
- 左顔面の温痛覚鈍麻
- 右耳の耳管開放症
- 嚥下障害
- 左のみ鼻水がたれてくる
左顔面の温痛覚鈍麻
寒くなってきましたが、顔の温痛覚麻痺の様子は大きく変化はありません。
若干範囲が小さくなったような気がします。
慣れてきたのもあるのかな?
左目からほほにかけて、パンダの目のまわりの黒い部分くらいの大きさで温痛覚に異常を感じます🐼
ひんやりする程度で、痛みはなし。
先月までの左腕の肘から上の麻痺ははほとんど感じられなくなりました。
右耳の耳管開放症
これが今現在、一番やっかいです。
体を動かしているときに頻繁に耳がこもってしまい喋りづらい、聞きづらい感覚があります。
先月と大きく変わりませんが、結構頻繁になります👂
嚥下障害
大きな不便はありません。
食べるスピードは病気前よりだいぶゆっくりなので、嚥下力は落ちたのではないかと思われます。
STさんが一番難しいと言っていたタコやイカのお刺身もしっかり噛めばのみこめます🦑
食べられないものはありません。
左のみ鼻水がたれてくる
症状的には変わりありません。
寒くなってきて、頻度が増えて地味に困っています。
外で鼻水垂らしてるとはずかしい……
5か月目の振り返りと7か月目に向けての目標
腹筋ローラーとスクワットの筋トレとウォーキングを再開しました。
ダイエットはぜんぜんできず、体重は変わりませんが。
食べすぎなので食べる量を見直さないと。
血圧は朝高め(135/90)で、夜は安定している(125/85)状態が変わらずです。
引き続き減塩と運動をがんばりたいと思います。
まとめ
病気になってから6か月後の今、日常を元気で過ごせることがうれしいです。
動脈瘤のことでいろいろ悩みは尽きませんが、毎日を大切に生きています。
急性期と回復期のリハビリを振り返ると、セラピストの皆さんの顔を思い出します。
どのセラピストさんも親身に寄り添ってくれて、後遺症の改善だけではなく精神面でもたくさん助けてもらいました。
感謝の気持ちでいっぱいです。