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ある日突然病気になった時、病気の事を誰にどこまで伝えよう?
多くの方が同じように悩むのではないでしょうか。
病気を伝える事で今までとは関係性が変わってしまったり。
逆に伝えないことで付き合いづらさがでてしまうことも考えられます。
私は脳梗塞になり誰にどのように病気の事を伝えればいいのか、たくさん悩みました。
伝え方を失敗して後悔したこともあります💦
この記事では私が病気を周囲にどのように伝えたか、反省を交えて記録しています。
病気を伝える範囲は最小限でよい
健康上の問題は大事な個人情報です。
特に脳卒中などの大きな病気では情報を伝えた相手に余計な心配をかけたり、断片的な情報だけが伝わって誤解されるリスクが大きく潜んでいると感じます。
たとえば私が勘違いして弟に間違ったことを言った時、後遺症でおかしなことを言っているのではないかと疑いを持たれたことがあります。
相手が弟だったのですぐに誤解が解けましたが、同じことが職場などでおこると病気の後遺症があるのではないかと噂されてしまう可能性もありますよね。
そして病気の事を一度でも誰かに伝えると、後からなかったことにはできません。
私の場合はママ友や保育士の同僚に病気の事を話すことで、ある程度病気の事を第3者に知られることになるのは防げないだろうと感じていました。
他人の健康の事って、うわさのネタになりやすいので。
そのため私は最小限の範囲で周囲に伝えるのがよいと思っています。
職場
休職するために職場の上司には病状を伝える必要がありました。
倒れた直後から、先の見えない闘病がスタートしてしまう脳卒中。
私の場合は入院のため、仕事は休職するしかありませんでした。
体調が悪すぎて自分で電話できる状態ではなかったので、夫に連絡してもらいました。
現在も病院受診後は上司に病状をくわしく報告しています。
私は仕事以外で同僚と連絡を取りたくないので、LINEなどの連絡先は交換していません。
入院中も個別に連絡が来ることがなかったので気が楽でした。
突然休職したため、同僚にも病気の事はある程度伝わっているはずです。
家族・親戚
夫は病気のことをすべて把握しています。
脳梗塞になるまでは私が体調不良のときでも無関心で協力的ではなかったので、今回病気になってもサポートは期待できないと思っていました。
しかし実際、脳梗塞になってからは子どもの事も献身的にサポートしてくれているので感謝しています。
高校生と中学生の息子には、脳梗塞で入院して治療を頑張ることを伝えました。
(家で具合が悪い状態を見ていたので、ある程度理解していたはず)
息子たちはあまり細かいことを聞いてくることはなく、母親の急な入院を受け止めている様子でした。
実家と義理の家族には入院直後に夫から電話して状況を伝えました。
実家と義理の家族との関係は良好で、普段から連絡を取り合っています。
伝える事で心配させてしまうのが嫌だったけど、病状が悪化することも考えられたので早く伝えようと思いました。
友達など
学生時代からの親友が2人います。
何でも話せる関係なので2人にはスマホが使えるようになってすぐに脳梗塞になったことを伝えました。
私が入院した病院は面会できるのが家族のみだったので、会う事は出来なかったけど。
LINEで話を聞いてもらったり、はげましてもらいました。
気兼ねなく、ありのままの状態を話せる友達は大切な存在です。
その他は子どものサッカーチームのコーチ、保育士の友人1人に病気になったことを伝えました。
子どものママ友たちには、なにも伝えていません。
ママ友との関係は子どもの事を中心としているので、病気がうわさのネタになるだけなのは間違いなし。
メリットを感じなかったです。
病気の伝え方を失敗!後悔したこと
病気を伝えて、後悔したことが2回あります。
今思うと、私の伝え方がいけなかったのかな💦
子どものサッカーコーチが拡散していた
中学生の次男は外部のサッカーチームに所属しています。
試合の応援や遠征の送迎をしていたけど、しばらくできなくなるのでコーチに連絡しました。
その時に病名も一緒に伝えたのですが、チームメイトの保護者にもどんどん伝えてしまって笑
チームメイトの保護者から『コーチに聞いたよ、大丈夫?』って急に連絡が来て驚きました。
次男はチームメイトに何も話していなかったのに。
体調が落ち着いて再びチームに顔を出した時にも、個別にいろんなことをきかれて説明したりするのが面倒だし嫌でした。
保育士の友人が善意で共通の知り合いに伝えていた
月に1度くらいのペースで食事する仲だった保育士の友人、10年くらいのつきあいです。
入院中もごはん食べにいこうと連絡がきたので、病気の事を正直に伝えました。
しかしこちらも共通の知り合いに話してしまい‥‥。
リハビリ病院を退院した後、みんな心配してたよって快気祝いを開いてくれましたよ😅
彼女に全く悪気はないです。
他の人には伝えて欲しくないと、私がはっきり伝えておけばよかったと後悔してます。
コーチも友人も、他の人には知られたくないと言っておかなかったことで思わぬ事態がおこってしまいました。
病気のことは本人に許可なく第3者には言わないだろうと勝手に思い込んでいたので、反省してます。
病気がいままでの人間関係を見つめなおすきっかけに
病気になり、改めて自分にとって大切な人がわかりました。
家族や友人など、自分に寄り添ってくれる人たちがいる事が闘病の支えになりました。
一方、私には面倒なのに長年縁を切れずに付き合っている人たちがいました。
入院中もその相手から
『ランチするから集合!』
と連絡(命令)が。
病気になったことで、もう時間の無駄使いはやめようという心境になり、勇気を出して既読スルーしちゃいました(笑)
2回ほど既読スルーしてからは、しつこく連絡してくることもなく。
もう一生会わなくて済むと思います。
もっと器用に相手と距離をとることもできたと思いますが
自分、不器用なんで‥‥
でもすごいスッキリ。
もっと早く実行するべきでした。
まとめ
デリケートな病気の事、誰かに話すときは伝える相手をしっかり見極めてから行動する、そして他人に話さないでほしいと必ず伝える。
失敗をとおして学びました。
自分が病気になった時の経験を忘れないで、もし誰かから病気になったと言われた時は相手の気持ちにそっと寄り添えるような人になりたいです。
フルタイムで働いている女性の投稿、とても共感できました!
わたしは仕事が多忙を極めていた56歳の時に受傷しましたが、家庭的には息子たちも20代半ばで、夫は他界していたので気楽でした。
気がかりはひとり暮らしが続けられるかと、復職できるか。
必死にリハビリに取り組みましたよ~。
確かに受傷は人間関係の整理のよいきっかけになりました。
人生苦あれば楽ありですね。
どうぞご無理をなさらず、ご家族とゆっくり暮らせますようお祈り申し上げます♡
*ホームベーカリー仲間です!
よーこさん、はじめまして!
56歳だと、脳卒中の患者さんではお若いですよね。
勝手に親近感です。
人生苦あれば楽あり。
今の私にはめちゃめちゃしみる格言です。
よーこさんのブログ、拝見させていただきました。
私もよーこさんのように誰かのためになるブログがつづけられるように細々ですが頑張ります!
コメントありがとうございました。